ジャンプ

図書館で本を借りる時、
いつも背表紙のデザインと本のタイトルとかで
適当に決めるんだけど、今日も適当に4冊借りて、

帰り道、なんとなく公園のベンチで本を読んでみた。
今までそんな気分になった事はないのに。

そして、なんとなく4冊中の1冊を取り出して読んだ。
そして、20ページ目で、ハタと気がついた。

前に東京に行った時に、なんとなく手にしたタウン誌に
ネプチューンの原田泰造主演の映画の広告ページがあって、
写真とキャッチコピーになんとなく惹かれて
映画見てみたいなぁ、と思っていた。
前売り買おうか、とまで思って、そのまま忘れてたけど。

「もしもあの時・・・」ていうのと
「一年間に10万人以上の人が「ここではないどこか」を目指して
　失踪している。
（※警視庁によれば、全国で一年間に「家出人捜索願」が出される数
　　10万2130人（平成13年）　）」
が気になった。

あとは
「彼女はリンゴを買いに出かけそのまま姿を消した」
っていうのは、ちょっと笑ってしまった。

大阪のおっちゃんとかが、よく、嫁に逃げられた時の事を冗談で、
「風呂（銭湯）に行ったまま帰って来ない」とか
「蝶々を追いかけて行った」とか言うから。
言うよね？

だから、このコピー見た時も、
「リンゴ買いに行ったきり戻ってこーへんて！」
って思ってしまった。

その映画の原作がこの本だった。
なんか不思議。
無意識の下の意識っていうの？
きっとなんかひっかかってたんだろうなー。