やすらぎの香り

2003年3月25日
今日の本
「ありふれた愛」 天童荒太
 
「やすらぎの香り」のラスト、236ー237ページで
わかるわーと思って、泣きました。

自分の傘を置いたまま、その場を少し離れていて
戻ったら、酔っ払いが自分の傘を持って行こうと
しててそこで「私の傘です!」って言えばいいのに

あの男性も困っているんじゃないか、とか
彼を傷つけてしまうんじゃないのか、
傘をちゃんと持っていなかった自分も悪いかも
とかいろいろ考えて、何も言えなくなってしまう。

って、場面。
こんなような事、自分も思う時がある。

相手の事を思わないといけない時には、
なんとも思わなかったりするのに、
こういう、何でもないような事の時に
すごく考え込んで、何もできなくなってしまったり
する。で、自分がイヤになる。
 
 
でも、そんな自分を、理解して受け入れて
受け止めてくれる人がいていいなぁ、、と思った。
そこでまた泣けた。

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